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株式会社アクタックは海外の優秀な理化学分析装置並び試験装置を輸入販売する専門商社です。

製品情報

水分計 マーク3

水分計 マーク3

装置概要

水分計マーク3は、各社で販売されている加熱乾燥重量法の水分計の中で、「溶媒系サンプル」と「微量揮発分サンプル」の管理に特化しています。500ppmからの管理と溶剤系サンプルが使用できる唯一の水分計です。導入事例としては、各種塗料・接着剤・樹脂などの品質管理や研究開発にご利用いただいております。高精度の天秤を内蔵し、熱の影響を受けることなく迅速に精度よく測定を行うことができます。 これまでの乾燥方法との相関性や再現性はデモンストレーションでお確かめください。

マーク3の測定方法

マーク3は操作を行うコントローラユニットと、サンプルをセットするヒータユニット(電子天秤内蔵)で構成されています。

 

Step 01

ヒータユニットのカバーを開け、サンプルを入れます。

カバーを閉めると自動的に測定がスタート。

測定が終了するとアラームが鳴ります。

Step 02

カバーを開け、サンプルを取り出します。

数分で結果がコントローラユニットに表示され、

測定結果はプリントアウトおよびメモリに保存されます。

 

サンプルによって加熱温度や加熱スピードなど細かい条件を設定することもできます。

特徴

Point 01

有機溶媒を含むサンプルに特化した水分計です。

塗料・接着剤・樹脂など、他の水分計では測定の難しかったサンプルが測定できます。

 

Point 02

測定場所を選びません。

ドラフト等の設備が不要、100V電源があればどこでも使用できます。分析室以外の場所、製造現場での品質管理にも使用可能。

※有害なガスを発生するサンプルを測定する場合はドラフト内で行なってください。

 

Point 03

試薬を使いません。

加熱乾燥重量法なのでカールフィッシャ法のような試薬は使いません。試薬管理の必要がないため、製造現場にも設置が可能になります。また試薬代がかからず、ランニングコストが抑えられます。

 

Point 04

微量水分も高精度

ppmレベルの微量水分も高精度に測定できます。カールフィッシャ測定に匹敵する精度です。

 

技術仕様

性能 

測定結果の表示 0.001%
電子天秤精度 0.0001g
電子天秤容量 100g
電子天秤再現性 ±0.0001g
推奨測定レンジ 0.005~99.995%

 

基本機能

測定方法 乾燥による減量を測定する
組み合わせ コントローラユニット + ヒータユニット
設定可能温度 30-210℃ ±1℃おき
待機温度設定 30-160℃ ±1℃おき
温度表示 設定温度と実際の温度を表示
電子天秤の設計 一体型のセルにより製造
電子天秤の校正 内部の校正用分銅、または外部の基準分銅による
サンプル重量の目標値 目標重量の上限下限を設定可能

測定プログラム

最大300をアルファベットによる名前で設定可能

測定結果の記憶

999結果の測定値、平均値、S.D.、R.S.D、および高・低を記憶

結果の表示

%水分、%固形分、%揮発分、ppm、mg/L

終点の検出

実際の数値、計算による数値、時間設定により終了した数値

サンプルのID

数値入力、自動増加、アルファベット、入力なし

測定モード

スタンダード、シリンジテスト、スプラッシュメソード、濃縮モード

セキュリティモード

温度などの測定設定値の変更をセキュリティ番号入力により保護も可能

グラフモード

温度と測定%のグラフによる表示可能

表示

1/4インチVGAコントラスト付き(白/黒、または黒/白)

キーパッド

メンブレンパット、キー押しを音で確認

内部プリンタ

40キャラクタ、グラフィック サーマルプリンタ

電源

90-250V 50/60Hz 自動電圧調整機能付き

寸法(W x H x D)mm

495×235×410(ヒータユニット含む)

重量

16kg(梱包重量)

 

外観、仕様等は予告なしに変更される場合があります。 

 

製造元:Sartorius Mechatronics

消耗品

型番品名
9100-0004 マーク2・3用サンプル皿 50枚入
9100-1001 マーク3用サーマルロール紙 10巻セット

よくあるご質問

カールフィッシャー法との測定の違いは?

試薬を使いません。そのため、分析室以外の場所、例えば製造現場などでの使用も可能です。

乾燥機と同じ結果はでますか?

マーク3は乾燥機と同等の値が数分で測定することができます。サンプルにもよりますので、サンプルテストでご検証ください。

粘度が高いサンプルでも分析できますか?

接着剤や塗料などの粘度が高いサンプルも対応可能です。サンプリングにコツが必要なので、デモンストレーションでお確かめください。

校正点検はできますか?

ご希望により訪問での校正点検を実施、校正書類/トレーサビリティの提出も可能です。

点検頻度は1年に1回をお勧めしております。

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